社訓

比叡山を開いた最澄伝教大師の言葉と言われています。

利他を実践すれば、いつかは巡り巡って自分の利益になるというような考え方ではなく、「利他の実践がそのまま自分の幸せなのだ」

という考え方です。

「自利」とは自身の利益、「利他」とは他人の利益。

「働く」とは「傍(はた)を楽(らく)にする」ということ。

例えば、林業の仕事をする上で「傍(いっしょに仕事する人)を楽にする」とは?
伐倒する者は、集材が楽になるような方向に伐倒する。
集材する者は、伐倒が楽になるように補助をする。
集材する者は、造材が楽になるように補助をする。
造材する者は、集材が楽になるように補助をする。
・・・etc.

「もし、自分が作業をするなら・・・」を考えて、自分の前後の作業が楽になるように「気を配って作業をする」こと。

協調性を持って仕事することを大切にしています。